AIRLINE
貿易(輸出入)実務
観光業界を網羅するホテル・テーマバーク・総合英語・旅行・エアライン・エアポート・鉄道サービスの7科を設置。観光業界への就職に強い専門学校です。
ブライダル・ウエディング業界の就職に強い専門学校です。ブライダルコーディネーターやウエディングプランナーなど、関東でブライダルのプロをめざすなら東京ブライダル専門学校へ。
鉄道・観光業界、鉄道・観光分野に定評ある大阪鉄道・観光寺門学校は鉄道・観光業界の就職に強い専門学校です。48,000人を超える卒業生の協力と、業界に太いバイプをもつ鉄道観光分野に特化した強みがあります。
ブライダル・ウエディング業界の就職に強い専門学校です。プライダルコーディネーターやウエディングプランナーなど、関西でブライダルのプロをめざすなら大阪ブライダル専門学校へ。
語学力と人間力を活かしてエアライン業界、ホテル業界など多言語を使って活躍する人材を育成する、就職に強い専門学校です。
日本で唯一のテーマパークの専門学校で、テーマパーク業界に必要な技術力と人間力が手に入ります。講師陣は超一流!「好き」を「仕事」に変えることができる専門学校です。
貿易(輸出入)実務
郵便なら送り先の住所を書けば相手に届くけれど、貨物を輸出する場合はそうはいかない。荷送人、送り先、品物の内容などを明記した特別の書類が必要。つまり、貨物は書類で動くというわけ。その書類をひとつひとつ作っていくのが、貿易実務の担当者。
「ミスは厳禁」の緊張感がたまらない!?
海外へ行くときにパスポートが必要なように、貨物を飛行機(または船)で輸出するためには、必ず書類が必要になる。物品の輸出には正式の書類を付けるのがルール。しかも、航空会社あてや現地代理店あてのAir Waybill(航空運送状)といった難しそうなのを、いくつも作成しないといけない。依頼主(荷送人)に請求書およびパッキングリストを用意してもらい、それに基づいて送り先、品物の内容、個数、重さ、値段などを明記した書類を、英語で作成する。この仕事をドキュメンテーションという。書類作成には正確さが要求されるだけに責任重大。例えば、銀行で代金の受け渡しという契約が、輸出者と輸入者の間で結ばれると、航空運送状に書類作成者のサインが必要。これはものすごいプレッシャーがかかる。
業界の方から聞いた話を紹介する。「スペルミスもダメです。完璧、鉄壁で当たり前。その緊張感が仕事の充実感にもつながっているのかな」でも、失敗することだって、たまにはある。
「運送状に間違いがあって、わざわざ銀行まで訂正印を持参したことを思い出すなあ」と、この先輩はこっそり打ち明けてくれた。
かなりの勉強と経験が必要だが、慣れてしまえば 1 件につき4 ~ 5 分で書類は作成できるという。航空運送状には貨物の重さをリットルで表示する欄があり、その計算が面倒で、かつては数字に強くないとできない仕事だった。ところが、最近はパソコンが計算をしてくれるので、作業がだいぶ楽になったとは言えるけれど…。貿易実務は「輸出」に関わる仕事だけではない。「輸入業務」も大切な役割を担っている。税関への申告を素早く、正確に行う「輸入手続き代行」業務だ。税関への申告は輸出の場合とほぼ同じだが、大きく異なるのは輸入された貨物に関税がかかること。この関税の計算というのが、非常に複雑で難しい。とてもじゃないが一般人の手には負えない難物で、これを担当するには後のページで紹介するスペシャリスト「通関士」の資格が必要となる。
会社によって多少の違いはあれ、一つの部署にずっと在籍するということはエアカーゴ業界の場合、まずないと考えておこう。セールスや倉庫業務、通関士、海外勤務など、あらゆる可能性が待ち受けているというわけ。これは、さまざまな職種を熟知しているほうが、お客様のためになるという考え方からきている。