HOTEL
ベルスタッフ
観光業界を網羅するホテル・テーマバーク・総合英語・旅行・エアライン・エアポート・鉄道サービスの7科を設置。観光業界への就職に強い専門学校です。
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ベルスタッフ
ホテルはいろいろな人が集う場所。
とくにフロント周辺やロビーは人の行き来が激しい。
その真っ只中にいるのがベルスタッフ。
つまり、“現場の中の現場”に位置していて、ホテルというものがよ~く見えるわけ。
そこで、トレーニングの意味もあって、新入スタッフが最初に配属されることも多い。
「ベルスタッフ」とは、ホテルでチェックインを済ませたお客様を客室までご案内する職業です。
フロントでチェックイン手続きを済ませた宿泊客を、客室まで案内するのがおもな仕事。逆にチェックアウト時に客室からロビーまで手荷物を運んだり、出発まで間違いなく手荷物を保管しておくのもベルスタッフの役目になる。
フロントとの連係プレーが大切で、いつもフロント周辺やロビー全体の動きに目配り、気配りをしていなければいけない。いわゆるフロントが「フロント・オフィス」と呼ばれるのに対して、こちらは「フロント・サービス」と位置づけられ、後のページで紹介する「ハウスキーピング」と三位一体で宿泊部門が運営されている。
ホテルの“顔”とも言えるロビースペースを仕切っているのは、ベルキャプテンを筆頭とする「フロント・サービス」部門。決して荷物運びだけの単純労働なんかじゃない。ロビーでの荷物の預かり(クローク業務)やインフォメーション、ロビー回りの整理なども担当する。だから、やりがいも誇りも持てる。
何よりも、人が大勢集まる場所にはいろいろな人間ドラマがあって、それは事務系の部門ではなかなか体験できないもの。まさに“現場”ならではの面白さだ。
パッケージツアーなどで大型のグループがチェックイン、チェックアウトするときは、とにかく大変な騒ぎ。とくにチェックアウトの際、短時間のうちにたくさんの荷物をバスへ運び入れなければならないので忙しく、荷物の積み残しや積み間違えがよく起こる。ベルスタッフがしっかりしていないと、ホテル全体の信用に傷がつく。
ベルスタッフからスタートして、偉くなるとベルキャプテン。フロント・サービス部門の現場責任者だ。そんなふうに現場主義でずっと生きていくのもひとつの考え方だが、じっさいは他の部門へのステップになっている場合が多い。ベルスタッフはホテルスタッフ修業の第一歩として、必ず経験しておかなくてはいけない大切な仕事なのだ。
ベルスタッフに向いている人は、人と話をするのが好きな人。お客様を客室までご案内する間に周辺の観光情報などを聞かれることも多い。またフロントから客室までお客様の荷物をお持ちするため体力も必要になる。
ベルスタッフはフロントとの連携が非常に重要になるため、常にフロントやロビーに気を配る必要があります。またお客様の印象に残りやすくホテルのイメージを左右するポジションでもあるため、清潔感のある身だしなみや正しい言葉遣いを身につけていなければなりません。各ホテルの採用試験に合格後配属という流れになりますが、現場の流れを学ぶための研修として一定期間配属される場合もあります。
ホテルビジネス実務検定 / マナー・プロトコール検定 / TOEIC
ホテル科では、フロント、ベル、レストラン、バーなどホテルで必要な実務を身につけるための実習に加え、業界研究やホテルの業務に特化した英語の授業を設けることで、ホテル業界への就職を力強くサポートします。