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パフォーマー
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たとえば、オリンピックの開会式で繰り広げられる華麗なアトラクション。
あるいは、町の広場や公園、野外ステージでの楽しい大道芸。
これらを総称して「パフォーマンス」、そして演じる人たちを「パフォーマー」と呼ぶ。
自分の技と表現力を磨くことで、世界にだって飛び立てる素敵な仕事だ。
パフォーマーとは
「パフォーマー」とはさまざまなパフォーマンスを披露してお客様に驚きと感動を与える職業です。
仕事の内容
さまざまなイベント会場、劇場、学校や福祉施設などで、パフォーマーやクラウン(ピエロ)として芸を披露し、喜んでもらう。つまり、広い意味でのエンターテイナーに属す。
トップクラスの技(芸)と表現力を身につければ、海外のビッグイベントや公演で活躍することだって夢じゃない。「サルティンバンコ」「キダム」などの世界公演で知られる、あのシルク・ドゥ・ソレイユは、究極のスーパー・パフォーマンス集団だ。パフォーマーとしての経験を重ねることで、イベント・プロデューサーとしての道も開ける。
やりがい・面白さ
自分の体全体を使って表現する楽しさは、何ものにも代えがたい。しかも、パフォーマンスは、臨場感にあふれるライブ。お客様の笑い声、息づかいなどが、ダイレクトに感じられる。
福祉施設や病院を訪ねて、パフォーマンスを演じることもある。お年寄りや体の不自由な人、病気に悩む人たちを元気づけ、喜んでもらえるなんて、とてもうれしいし、やりがいがあるよね。
難易度・大変度
まず、テクニックを修得するためのトレーニングが大変。パントマイム、マジック、ジャグリング、バルーンアートなど、修得しなければいけないテクニックはたくさんある。長い長い練習の繰り返しに、あなたは耐えられるかな? また、テクニックだけでなく、それを最大限に活かす自己表現力が大切。これも、そう簡単には身につかない。場の雰囲気を盛り上げる演出者としての、幅広い知識や視点が求められる。そして、その根底に「おもてなしの心」、お客様に喜んでいただく「ホスピタリティ・マインド」が必要なのは、言うまでもない。
将来性
欧米ではパフォーマーは、すでに芸術・文化の一翼を担うアーティストとして認められている。日本でも東京都が「ヘブンアーティスト」の認定制度を設けたように、パフォーマンスを文化活動のひとつと位置づける動きが強まっている。前途は明るい。
自らが演じるだけでなく、いろいろなフェスティバルやショーの企画・演出を手がけるイベント・プロデューサーを目指すのも、大変だけれど面白そう。その第一人者として知られる橋本隆雄さんは、「これからの社会に必要なものは、アート感覚やエンターテイメント性。これを備えれば、どんな世界でも通用する」と言っている。勇気づけられるね。
パフォーマーの適性
パフォーマーに向いている人は、笑顔に自身のある人です。体を動かす仕事なので体力を使いますが、そんな中でもつらそうな顔をせず笑顔でお客様を楽しませなければなりません。
パフォーマーになるには
テーマパークのショーなどの質を決める重要なポジションです。各テーマパークのイメージや世界観を損なわないようにしっかりとパフォーマンスをする必要があります。またチームでパフォーマンスをすることが多いので、日ごろから職場の仲間とコミュニケーションをとることも大切です。テーマパークスタッフの多くはアルバイトですが、アルバイトから契約社員や正社員になることも可能です。
必要な資格
サービス接遇検定 / アナウンス検定 / サービス介助士
目指せる学科
テーマパーク科では、お客様との信頼関係を築くためのコミュニケーション力、幅広いお客様を楽しませるための表現力、ユニバーサルサービスの技術力を中心とした学習で、テーマパークへの就職を力強くサポートします。