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テーマパークの仕事

シゴトリスト テーマパークの仕事

セキュリティキャスト画

セキュリティキャスト

テーマパークは子供たちからお父さん・お母さん、お祖父ちゃん・お祖母ちゃんまで、誰もが楽しく、そして安全に過ごすことができる場所。
事故やトラブルなど決して起きないよう、テーマパークを運営する側には万全の態勢が求められる。
その中心的な役割を担うのが、「セキュリティキャスト」という仕事。

仕事の内容

陽気なテーマパークの世界に、事故やトラブルは似つかわしくない。というより、そんなことが絶対にあってはならないのが、テーマパークという場所なんじゃないかな。なにしろ、みんなに「夢と楽しさ与える」のが仕事なのだから。

そこで、大活躍するのがセキュリティキャスト。セキュリティは「安全管理」という意味で、防災や防犯、パレードの交通整理、迷子の世話からガードマンの業務まで、一手に引き受けてしまう。大型のテーマパークでは、パーク内の巡視を専門にするパトロール隊や、火災予防のための自衛消防団、けが人や急病人の手当てをする自営病院などもあるほど、セキュリティの役割は大事なものになっている。

やりがい・面白さ

多くの人たちが愉快に過ごしている様子を見るのは、とても気持ちのいいもの。まして、それを安全面で支えているのが、自分たちセキュリティキャストなのだから、大いにやりがいを感じる。

単独行動ではなく、同僚や上司と連携をとりながら、テーマパークの「セキュリティ」という大きな仕事に取り組む面白さも、他の職種ではなかなか実感できないこと。つまり、チームワークの楽しさ、面白さだ。

難易度・大変度

責任の重い仕事で、つねに緊張感を強いられる。大勢の人たちが集まり、大混雑することも日常的なテーマパークでは、急に容態が悪くなったり、ころんでケガをするなどの危険性をいつも念頭に置いて、目配り・気配りを怠れない。防犯にも十分な注意を払っておく必要がある。これは、けっこう疲れる大変な業務だ。

また、テーマパークを訪れるのは健常者ばかりとは限らない。お年寄りや身体に不自由のある人たちも来場する。だから、介助の手が必要な場合だって、少なからずあるだろう。介助のための基本的なノウハウと体力も、セキュリティキャストは備えていなくてはいけないのだ。一見、単調に見えるけど、なかなか奥の深い仕事でしょ?

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