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鉄道パーサー
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鉄道の旅客サービスも注目してみたい仕事。
航空会社の客室クルーと同じように「パーサー」とか、「スチュワーデス」と呼ばれている。
列車の安全・快適な運行に欠かせない「コンダクター」、つまり「車掌さん」も、大変だけど面白そう。
どれも昔の鉄道乗務員のイメージとは、ずいぶん違ってきている。
鉄道パーサーとは
「鉄道パーサー」とは、鉄道車両内で新聞や飲み物の提供、車内販売などのサービスを行う職業です。
仕事の内容
デラックスなシートの新車両を導入したり、運行ダイヤをより便利に改善してみたり、鉄道会社もなかなか頑張っている。各社の間の競争が厳しいばかりでなく、航空会社や高速バスの会社との競争にも勝ち抜いていかなくてはならないからだ。
それとともに鉄道各社は旅客サービスの充実にも努めていて、それを担当するのが鉄道パーサー。飲み物やオシボリのサービス、車内販売、改札業務と、担当する仕事は幅広い。
コンダクターの仕事も、かつての「車掌さん」とはだいぶ変わってきた。ダイヤの確認、ドアの開閉といった安全管理や、車内での運賃精算業務に加えて、車内アナウンスをしたり、お客様からの質問に答えるインフォメーションとしての役割が重要になっている。
やりがい・面白さ
いくら仕事とはいっても、列車で旅するのはやっぱり楽しい。旅行が好き、列車が好きという人には、それだけでとても魅力的な仕事。
それと、お客様とダイレクトに接する仕事だから、その場ですぐに反応が返ってくるのも魅力。サービス業全体に通じる接客マナーや心がまえが、知らず知らずのうちに身につく。
難易度・大変度
お客様は我がままなもの。どんなに注意深く仕事をしていても、クレームは出る。トラブルは起きる。なかには理不尽で、納得のいかないクレームだってある。でも、そんな時あなたは、グッと我慢ができるだろうか?
体力的につらいこともある。とくに車内販売は、狭い通路を行ったり来たりの重労働。列車は揺れるので、油断しているとお客様にぶつかるとか、飲み物をこぼしてしまうとか…。
将来性
例えばJR の場合、車掌業務を何年か経験した後に運転士になることが奨励されている。それで、ほとんどの人が運転士試験を受ける。もちろん、車掌さん一筋でもかまわないのだけれど…。ちなみに、JR 東日本では女性の車掌さんも活躍中。
いわゆる私鉄系の鉄道会社では、旅客サービス担当として乗務に就いている女性がたくさんいる。接客のノウハウをしっかり身につけておけば、活躍の場は多い。
鉄道パーサーの適性
鉄道パーサーに向いている人は、礼儀正しく社交性のある人です。列車の社内で多くのお客様に対して、明るい笑顔で丁寧に接していかなければなりません。揺れる車両内での勤務になりますので体力も必要です。
鉄道パーサーになるには
鉄道を利用するお客様にはビジネスで利用している人もいれば、観光で利用している人もいます。外国人のお客様もいるでしょう。相手のニーズに応じて臨機応変な対応が求められるとともに、語学力もあるとさらに有利です。観光地を走る路線では観光情報も頭に入れておく必要があります。鉄道会社やパーサーの派遣を行う関連会社に入社することで鉄道パーサーとして働くことができます。
必要な資格
旅行業務取扱管理者 / 旅行地理検定 / サービス介助士
目指せる学科
鉄道サービス科では就職対策、鉄道実務教育、社会人教育に加え、平日の1限目を利用した駅実習や各種研修旅行によって鉄道会社への就職を力強くサポートします。