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免税店スタッフ画

免税店スタッフ

空港の出発ロビーからセキュリティチェック、出国審査と進んで搭乗ロビーへ出ると、そこは税金が免除されるデューティーフリーのスペース。
数々のショップが並び、高級ブランド品や世界の名酒、名菓などを免税価格で買うことができる。
この楽しいショッピングの、相手役を務めるのが免税店スタッフだ。

仕事の内容

免税店と名の付く会社は、日本で営業している有力どころだけで8社ほどある。そこに就職し、販売スタッフに任命されて、晴れて成田空港や関西空港などのショップで働くことになる。

海外にも同様な会社があって、主要都市の空港や市内に出店しているし、日本資本の会社の海外店も数多くある。たとえば、大橋巨泉さんが経営するオーケー商事なども、そんな免税店のひとつだ。

ということは、海外で働ける可能性もあるわけで、それはけっこう魅力的なことかもしれない。

やりがい・面白さ

海外志向の強い人なら、外国のショップで働くことができれば最高だろう。でも、日本の空港免税店だって、普通のショップの販売スタッフとは違う面白さが実感できるはず。 とにかく空港というところは活気があって、そこに身を置いているだけでも楽しい。お客さまは旅行前のワクワク感でいっぱいだし、同調してしまう。

もっぱら高級品を扱うから、物を見る目も知らず知らずのうちに養われる。これは将来、担当部署や職種が変わったときでも、きっと役立つに違いない。

難易度・大変度

旅行のピ-クシーズンには、搭乗直前の短い時間にお客さまがワッと押し寄せてきて、大変な騒ぎ。とくに、免税ショッピングではパスポートや搭乗券の提示を求めなければならないので、とても忙しい。

なかには、おみやげを頼まれて、「どうしてもこの品だけは」とか、「何を買っていけばいいの?」と迷うお客さまもいるだろう。その気持ちを察して、すぐリクエストに応えてあげられる機転の早さや、商品知識の豊富さも必要だ。つまり、良きアドバイザーでもあらねばならないわけ。

 そして当然、販売のプロフェッショナルとして、会社の売上を伸ばす使命も背負っている。通貨の換算率など数字に強くなければいけないし、聞き上手・すすめ上手であることも大切。でも、その域に達するまでには、相当な年季が要る。免税店スタッフにベテランが多いのは、そのため?

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