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センディング
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センディングとは「見送り」のこと。とはいっても、まさか手を振って「行ってらっしゃ~い」とやるのが仕事なわけじゃない。
海外旅行へ出かけるツアー客のための集合場所、といった感じ。
チェックインから搭乗まで、何事もなくスムーズにいくように、いろいろとお手伝いする。
仕事の内容
成田空港のように市内との距離が遠い場合、そのつど旅行会社の担当者が見送りに行くのは効率が悪い。そこで、空港内に事務所を持つ子会社や派遣会社のスタッフが待機して、ツアー客が全員無事に出発できるようケアする。
いちいち見送りする必要なんてあるのかなとも思うけど、実は出発空港では何かとトラブルが起きやすい。集合時刻に遅れてくるくらいならまだしも、パスポートを忘れてくる人もいる。 航空券が間違って発行されていたのが、空港で初めて発覚したなんてことも珍しくない。
そうしたあれこれに対応するのが、センディング/ のスタッフたち。パスポートの持ち忘れ以外なら、たいていのトラブルはなんとかしてしまうというからすごい。
やりがい・面白さ
「お客様が無事に出発したときは、毎度のことだけれど、本当にホッとする」というのが実感。「何事もなくて当たり前、何かあったら大変」の緊張感が、センディングの仕事を支えている。目立たないけれども、大切な役割。そういう仕事が、どの業種にもあるものだね。
ついでにもうひとつ言えば、空港の活気の只中にいて仕事するのは、なぜか楽しい。
難易度・大変度
例えばフライトに遅延が出た場合、お客様に説明し、しかるべき誘導をしなければならなくなる。ツアーコンダクターが同行していれば、彼(彼女)らがやってくれるが、同行しないツアーも多い。
そういう予想外の場面では、旅行会社と連絡をとりながら、適切に対応する判断力、機敏さが必要。これが意外と難しい。
将来性
単調に見えても、実は重要な仕事。文字どおりツアーの出発点であり、決しておろそかにはできない。そんな仕事の意味が実感できれば、長く続けられるはず。