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メディアセールス画

メディアセールス

カウンターセールス、アウトセールスに続く第3の販売手法として、急速に実績を伸ばしてきたのが「メディアセールス」。
新聞・雑誌、ダイレクトメール、インターネットなどを利用してパッケージツアーを直販する「無店舗販売」で、なかでもインターネットによる「オンライン(ネット)販売」は、これから大ブレークの予感。

メディアセールスとは

「メディアセールス」とは、新聞、雑誌、WEBメディア、アプリを利用してパッケージツアーを販売する職業です。

仕事の内容

新聞や雑誌のツアー広告は、あなたもきっと見かけたことがあるに違いない。なかでも新聞広告は派手で、1ページ全面を使っているものも珍しくない。旅行好きなあなたなら、ツアー情報誌に載っている広告を見たことがあるだろう。

店舗販売でも、足で稼ぐ外販でもなく、こうしてメディアに広告を仕掛けてパッケージツアーを販売するのが、メディアセールスの仕事。専門のセクションを設けて、ツアー企画から広告展開、予約の受け付けまでをトータルにそこで行っている旅行会社も少なくない。

プランニング(企画)、オペレーション(仕入れ・手配)、プロモーション(広告・販売促進)、リザベーション(予約)と、仕事の内容はさまざまなので、どの仕事に就けるかは会社次第、あなた次第。インターネット上のホームページを利用した直販も目立ってきているから、その担当を狙ってみるのも面白そう。

やりがい・面白さ

マスメディアにうまく乗ったときの反響は、ケタ外れにすごい。予約の電話が鳴りっぱなしで、息つく暇もないほど。

そんな興奮を体感できるのが、メディアを利用したセールスの最大の面白さと言えるかもしれない。とくに、プランニングに携わっていたとすれば、飛び上がって喜ぶか、ひそかにガッツポーズか? あなたなら、どっちだろう?

難易度・大変度

大きな反響を呼ぶ可能性があるということは、リスクも同様に大きいということ。新聞全面広告がいくらするか、あなたは知ってる?

ハイリスク、ハイリターンの商売は、たとえ責任をとる立場にいなくても、かなりのプレッシャーがかかる。

リザベーションの仕事も、広告の反響が大きいのはけっこうなことだけれども、その身になってみればなかなか大変。おもに電話を通じた“顔を合わせない”接客だけに、よけい気をつかって疲れる。

将来性

昨今、各社のホームページは多様な仕掛けやリンクが張り巡らされている。その中で、自社のホームページに、どうすれば消費者からの反応が多く上がってくるか、メディアセールス担当の実力が問われるところだ。また、お客さまに関するさまざまなデータ、いわゆる顧客情報をどう守っていくかも大切で、IT技術プラス法的な知識がこの仕事(とくにオンライン販売)には必要とされる。

まさに時代の最先端をゆく職種というわけで、簡単ではないけれど、それに見合った将来性が期待できる。

メディアセールスの適性

メディアセールスに向いている人は、分析力があり、自分から何かを発信するのが好きな人です。メディア広告は、その種類や媒体によって掛かる費用が大きく異なります。過去のデータを分析することで、それぞれの広告媒体ごと効果が費用に対してどれだけ期待できるか予測することが必要になります。また競合他社に比べて人を引き付けるメディアを発信できるアイデア力を持っている人に向いています。

メディアセールスになるには

メディアセールスになるには、お客様に伝えたいポイントである、観光地の素晴らしさや旅行プランの売りについて、豊富な知識を持っている必要があります。また、現在主流となっているインターネット上での広告手法は、動画やSNSなど多種多様になってきています。これらインターネット上でのメディア運用についても詳しくならなければいけません。

必要な資格

旅行業務取扱管理者 / 旅程管理主任者 / 旅行地理検定

目指せる学科

ホスピタリティツーリズム専門学校の観光科では、メディアセールスとして働くための技術や知識を学ぶことができます。また、旅行会社への就職に必要な資格取得についても徹底的にサポートいたします。授業を担当する先生は業界出身の方なので、現場での実体験や実務を行う時の注意点などについても詳しく聞くことができます。

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