通関士の将来性を知ろう

通関士の将来性を知ろう

通関士は、物流の現場で不正が起きていないか、違法な物が国際間で取引されないようチェックを行う大切な職業です。また、国家資格の中でもその取得が難関です。その資格が就職も含めて将来的に有効な資格なのか不安の方もいるかもしれません。実際に通関士の仕事は今後どうなっていくのでしょうか?

通関士ってどれくらいいるの?

通関士の資格試験は、財務省の管轄内にある税関が行っています。ここで統計が行われている通関士の人数は、2014年4月時点で7410人です。1990年の4114人と比べて2倍近くに増えていることが分かります。また、この増加は断続的なものであり、今後も増えていくであろうと予想できます。
さらに、通関士の受験者数も増加傾向にあり、2014年には1万人を超えました。また、合格率は2014年に13.2%だったという発表があり難関資格であることがうかがえます。

近年、通関の環境が変化しています!

通関士が行う業務は、必要書類への記載や不正な荷物をストップさせるための手続きなど、事務的な作業が基本です。近年ではこの手続きの方法が電子化されたことで、通関士を取り巻く環境も変化しています。さらに、貿易を行う際に必要なインボイスが電子化されたことで、業務の効率化が図られました。
このため、通関士はインターネットやパソコンに関する知識はもちろん、新たな仕組みに対応しなければなりません。そのうえ、通関に関わる書類は英語で作成、処理をしなければならないことも多く、日常会話レベルだけでなく、ビジネスレベルや法律レベルでの英語力を求められます。
通関は、世界の情勢や国の経済状況を受けて、取り決めが変化していきます。就職後も日々の勉強が大切な職業となるでしょう。その分、経験を積むことでキャリアアップを目指せるのも強み。豊富な知識が必要とされるだけに、やりがいは十分な職場です。

通関士の将来性ってどうなの?

インターネットの発達やグローバリゼーションが進展したことで、大手の貿易会社だけでなく、中小企業や個人でも海外との取引を行うケースが多くなりました。さらに、貿易会社へ委託していた輸出入業務を社内で担いたいとのニーズが高まってきたことを受けて、規制緩和が進み、通関業者に対する許可も下りやすくなっています。
とはいえ、今後も多様化、細分化される通関業へ携わる通関士の需要は増加することが見込まれています。
さらに、企業にとって重要な職務を負うことになりますので、正社員での雇用が大前提。重要なポジションなだけにリストラの危険性なども薄く、資格を取得できれば、将来的にも安泰の仕事にできるでしょう。

近年の規制緩和の中には、よりスピーディーな取引のために一定額までは、輸入申告書がなくとも、インボイスで輸入手続きを完了させられる制度などが施行されています。今後も、通関業務を簡略化、円滑を図るための制度改革が続く見込みです。通関士の重要性は、貿易の多様化に伴いより高いものになっていくでしょう。

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