貿易実務検定の試験内容について

貿易実務検定の試験内容について

貿易実務検定は、貿易実務の知識とスキルを測るための試験として、近年注目されている民間資格です。貿易業者に勤務している方だけでなく、貿易に興味のある方であれば、どなたでも受験することが可能です。
ここでは、貿易実務検定の試験内容や費用についてご紹介します。

試験は選択式がメイン、一部記述式も

貿易実務検定にはA級、準A級、B級、C級の4レベルの設定があり、出題方法は選択式のマークシート方式がメインで、C級とB級ではすべての問題が選択式となっています。準A級、A級では、文書作成など一部記述式(論述式)で出題が見られます。
C級は2科目200点満点、B級は3科目300点満点、準A級は3科目400点満点、A級は3科目450点満点です。

貿易実務検定C級の試験内容と試験科目

C級では、貿易業者における日常的な定型業務をこなすために必要な知識とスキルが問われます。具体的には、実務経験1〜3年程度の習熟度を意図していると言われます。しかし、実務経験は必須ではありませんので、未経験者からエキスパートまでどなたでも受験可能です。

試験科目は「貿易実務」と「貿易実務英語」で、貿易経済の知識や通関、外国為替についての基礎知識から取引交渉時のビジネスレター読解など、幅広い分野から出題がされます。

貿易実務検定B級の試験内容と試験科目


B級は、貿易実務経験者の中堅層を対象としており、実務経験は1〜3年レベルとされていますが、C級よりも一歩進んだ知識とスキルが問われる内容となっています。

試験科目は「貿易実務」、「貿易マーケティング」、「貿易実務英語」の3科目で、C級よりも難易度の高い法的内容が問われたり、実務経験の有無で差のつきやすい港湾知識、クレーム対応や関税をできるだけ抑えるための知識など、より実践に即した内容が含まれています。

貿易実務検定準A級の試験内容と試験科目

準A級は、日常業務において判断や管理を任されている、グループの中心的立場として業務を行う人を対象としています。実務経験では2〜4年のレベルとされますが、実際の受験者には、それ以上のベテランも多くいます。

試験科目は「貿易実務」、「貿易マーケティング」、「貿易実務英語」の3科目で、出題範囲についてはB級と変わりませんが、より高度な内容が問われます。
また、英文レターや貿易関連文書の作成スキルも必要になります。準A級からは記述式の設問があり、インボイスなど関係書類の作成や英文レターの穴埋め問題は例年欠かさず出題されています。

貿易実務検定A級の試験内容と試験科目

A級は、貿易関連の法や仕組みについて幅広い知識を有し、指導的な立場で貿易業務を行う実力を持つ人を対象としています。日本国内の法律はもちろん、外国の法知識も持ち、担当実務の法律的な裏づけを十分に理解している必要があります。

試験科目は「貿易実務」、「貿易マーケティング」、「貿易実務英語」の3科目ですが、さまざまな要素を組み合わせた、複合的でより複雑な出題が多くなっています。
またA級の特色として、具体的な事例に対して適切な処置を決定するといった事例式の問題が出題されます。幅広い知識がなければ、正解が難しいと言えます。

試験時間と受験料は級によって異なる

試験時間はどの級も2コマに分けられており、「貿易実務(B級以上は貿易マーケティングを含む)」の試験は、C級は1時間30分、B級は1時間45分、準A級とA級は2時間です。
「貿易実務英語」の試験は、C級は45分、B級と準A級は1時間、A級では1時間30分となります。
B級は午前、C級と準A級は午後に試験が実施されるため、併願することが可能です。ただし、試験時間の長いA級は併願できません。

受験料は、C級5,980円、B級7,150円、準A級8,500円、A級12,000円と級が上がるごとに高くなります。
各回の受験要項は、試験実施の2ヶ月ほど前に発表され、発表から試験日の半月前あたりまでが願書受付期間となります。受験後は1ヶ月ほどで合格者が発表され、合格証書が発送されます。

実施団体のホームページでは、合格者が名刺などに使用することができるロゴマークのデータを配付していますが、これは合格から2年間ダウンロード可能となっています。

貿易実務検定試験は、受験資格が設けられていないので、どなたでも受験することができます。
貿易関連の資格の中でも、貿易実務検定試験は比較的チャレンジしやすいと言われていますので、気になる方はぜひ受験してみてくださいね。

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