専門学校が入学希望者を対象に行う「オープンキャンパス」は、その学校の雰囲気を直接感じて、生の情報を収集する絶好のチャンスです。せっかく参加するのですから、ただ雰囲気を楽しむだけではもったいないですよね!? ここでは、オープンキャンパスを進路選びに活かすために、参加時に見ておきたいポイントを詳しく紹介します。
見ておきたいポイント1:校内の雰囲気
もしその専門学校に入学すれば毎日通う場所となるので、校内の雰囲気や施設の充実度は真っ先に確認しておきたいポイントです。具体的には以下の点に注目してみるといいでしょう。
学校の広さはどのくらい?
学校の広さは、施設の充実度に直結する重要なポイントです。キャンパスがあまりにも狭い場合は、授業や実習に必要な設備が充分でないケースもあるので、広さを必ず確認しておきましょう。
校舎はきれい?
校舎がきれいかどうかは、授業を受けるモチベーションに影響する部分です。たとえ古い校舎であってもきちんと手入れされているか、校内が清潔に保たれているかをチェックしてみましょう。
施設の充実度は?
専門的な知識や技術を身に付けるために必要な施設や設備が整っているかという点は、その専門学校で受ける授業の充実度に直結するため特にしっかりと確認しておきましょう。
見ておきたいポイント2:学生の雰囲気
オープンキャンパスでは、実際にその学校へ通っている生徒の雰囲気もしっかりと確認しておきましょう。生徒の人数がどれくらいなのか、授業を受ける姿勢や、先生と生徒の距離感、意欲的な学生が多いのか、派手な学生が多いのかという点に注目します。
特に、親元を離れて一人暮らしをしながら専門学校に通う場合は、学校生活を通して出会う仲間というのは何かと心強い存在になるものです。実際に通う生徒のカラーがあまりにも自分自身とかけ離れていると、入学後に居心地の悪さを感じてしまうこともあるでしょう。オープンキャンパスでは周りの生徒の様子に注目しながら、自分がその中に入ることを想像してみることが大切です。
見ておきたいポイント3:先生や職員の雰囲気
先生やそこに働く職員の雰囲気を知ろうと思ったら、実際に会話をしてみないことにははじまりません。オープンキャンパスでは、その学校の先生や職員と話をする機会がたくさんあるため、質問をしながら積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。こちら側の相談や質問に対して、親身になって答えてくれたり、受け答えが丁寧だったりすれば、入学後も何かと心強いものです。
また、専門的な知識を持った先生がいるかどうかという点も、専門学校ならではの注目ポイントでしょう。学校によっては、デザイナーやパティシエ、美容師など、第一線で活躍しているプロの人を講師に招いているところもあるようです。
見ておきたいポイント4:学校付近の雰囲気
オープンキャンパスでは校内の様子だけでなく、学校に向かうまでの周辺の雰囲気もしっかりと確認しておくことが大切です。主要駅やバス停からのアクセスの良さ、自宅からの距離などは、実際に自分の足で確かめてみるといいでしょう。
また一人暮らしをする場合は、周辺の治安はどうか、どんなお店や施設があるのかも確認しておきます。
オープンキャンパスは、パンフレットやホームページだけでは分からない、その学校の施設や雰囲気を自分の目で確かめることができるチャンスです。上記を参考にして、あらかじめ見ておきたいポイントをメモした上で参加しましょう!