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【旅行】旅が人生に与える彩り|西 陽一郎

旅の思い出、感動のカタチは人それぞれ違います。

旅が人に与える影響の大きさは計り知れないと感じる筆者の所感を記していきます。旅の魅力を伝える人になりたいと思っている、そんな仕事に興味がある方は、よければご一読ください。

非日常という環境から受ける刺激

旅に出て見知らぬ土地へ出かけ、普段の生活とかけ離れた環境に身を置くと、自分にはまだ知らないことがたくさんあり、自分が普段見ているもの、触れているものだけがすべてではないということに気づかされます。その気づきが旅に「ハマる」理由なのかなと思っています。

知らないことを知るべきとは言わないですが、知って損することってないですよね。知ることで新たな欲求が生まれ、やりたいことが増え、選択肢が増え、活動の範囲が広がります。カッコつけると「視野を広げる」「見えてなかったことが見えるようになる」ということになるんですかね。

未知という刺激を体感するために、ぜひ旅に出てみましょう。

異文化に触れ自分の「好き」を知れる

異文化というと海外をイメージするかもしれませんが、日本国内においても地域により様々な文化が根付いていて、その土地ならではの慣習や伝統に触れることができます。

国や地域の「文化」はその地域の人達が醸成させたもので、その地域の人たちから「異文化」というものを感じ取ることができます。様々な地域の文化に触れていく中でる中で、自分の好みの文化と出会うことができます。好きな文化がある場所に何度も足を運び、その地域のスペシャリストになったり、好きすぎて移住してしまう人もいます。

自分の「好き」を知って、生き方を変えるきっかけを作ってくれる、「旅」にはそんな力があると信じています。

ご当地グルメ

私が旅に出る理由のいつも上位にあるのは、その土地ならではのグルメを堪能したいということです。

異文化のお話にも書きましたが、土地の文化の違いを分かりやすく感じられるのが食文化です。普段食べている食材が、旅先で食べると全く違う食材に感じられることが多々あります。鮮度然り、調理方法然り。取り寄せてその土地に行かなくても簡単に食せる時代ですが、その土地に赴き、その土地の景色や空気の香りを堪能しながら食すことで、その土地だからこその味を深く知ることができます。それまで嫌いだったものが食べられたり、好きになってしまったり。これぞ未知を知るということですね。

“食”は旅に彩りを与えてくれ、旅の思い出を盛り上げてくれるものです。

旅で得られるもの、失うもの

旅を通して得られるものはたくさんあります。おそらく失うものはお金くらいかと。

旅に出て、楽しい幸せな時間に浸ることで、人生の楽しみ方のバラエティが増えていくと思います。自分を解放して楽しい時間に没頭できる、旅がもつ魅力を多くの人に発信ていくために旅に出てみましょう。

【この記事を書いた人】

西 陽一郎(にし よういちろう)

教務部 第三教務課 主任講師

トラベルジャーナル旅行専門学校(現エアライン・鉄道・ホテル・テーマパーク専門学校東京)卒業。講師歴22年目。神鋼トラベルサービス㈱にて6年間、海外出張手配担当。その後本校入職。担当授業は旅行、観光科全般、ブライダル科就職対策関連。

観光、ブライダルの共通点は「非日常」。その「非日常」の時間をいかに有意義なものにするか、そのためにできるサービススキルを磨いていきましょう。

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