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CAの話し方やマナー

CA(キャビンアテンダント、客室乗務員)になるためには、使う言葉や動作も美しくあることが要求されます。 今回は、キャビンアテンダントはどのような話し方をしなればならないか。またどのようなマナーが必要となるかについてご紹介します。

明るくハキハキと話すことを心がけて

キャビンアテンダントというのは飛行機という閉ざされた空間で、たくさんのお客様の対応をしなければならないお仕事です。機内は暗いときもありますし、長時間のフライトですとストレスが溜まってお客様がイライラしてしまっていることも。そのような、どんよりとした雰囲気をかき消すために、まずは明るくハキハキと話すことが大切です。ただし、このとき口調はやわらかく、丁寧な言葉遣いで話すこと。そして、相手に伝わるようわかりやすい言葉を使うこと。略語や専門用語ではなく、誰でもわかる言葉を選ぶよう心掛けます。

仲間同士でも使う“敬語”は正しく使おう

お客様に対してはもちろんですが、キャビンアテンダントは仲間同士であっても常に敬語を使います。社会人として当然ではありますが、意外と間違えて使ってしまっているなんてこともあるので、正しい敬語を身に付けておきたいですね。 まずは敬語の基本を押さえましょう。敬語は通常3種類に分かれます。まずは相手を敬うときに使う「尊敬語」。お客様が機内食を食べたかどうか確認するときには、「召し上がりましたか?」と聞きます。これが尊敬語です。次は自分や身内の者をへりくだって言う「謙譲語」。申し上げる、承知するなども謙譲語ですね。最後が相手に敬意をはらうための「丁寧語」。お茶やご飯なども丁寧語なのですが、「おビール」というのは間違いです。外来語や病名、動植物名などには「お」や「ご」は付けませんので、注意して下さいね。また「お客様がおっしゃられたように」というような二重敬語にならないよう気を付けましょう。正しくは「お客様がおっしゃったように」と言います。 そのほかによく使うものとしては「クッション言葉」というものがあります。これは相手の感情をやわらげるために付け加える言葉で、「恐れ入りますが……」などがそれにあたります。 ただし、言葉だけ正しくても、早口だったり一本調子だったりすると、お客様へ不快感を与えてしまうこともあります。正しい言葉を習得することができたら、今度はさらに感情豊かで好感を持てる話し方でお客様とお話しできるようになりたいですね。

キャビンアテンダントなら守っておくべきマナーとは?

言葉づかい以外にもキャビンアテンダントにとって守るべきマナーがあります。まずは身だしなみ。服装などは基本的に航空会社ごとに規定があるので、それに従うようにしましょう。規定に書かれていなかったとしても、髪が乱れていないか、制服などが汚れていないかなどは必ずチェックしましょう。どんなに忙しい業務中だとしても、清潔な身だしなみを心得ることが大切です。 また歩き方や立ち方、座り方など、身のこなしにも気を付けなければなりません。お辞儀をするときも軽い会釈、敬礼、最敬礼の3種類を、シーンによって使い分けるようにします。どの種類だとしてもただ頭を下げるのではなく、腰から上体を折り、そこで一旦止まってからゆっくり上体を上げるというのが基本的な形です。 キャビンアテンダントが守るべきマナーは、実はどれも人と接するうえで普段から守っておきたいものです。特に敬語の使い方は、普段から気を付けているという方であっても、実は勘違いしていたなんてことは珍しくありません。改めて自分のマナーが正しいかどうか、見直してみましょう。自分の動きひとつひとつが見られているのだという意識を持って行動することが大切です。

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