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【クルーズ業界】日本船と外国船の違いって?それぞれで働くメリット / デメリットをご紹介!

「クルーズ船」には「日本船」と「外国船」という2種類の船があることをご存知でしょうか?日本船と外国船では働き方や環境に違いがあります。

本記事では、クルーズ業界での日本船と外国船の違いや、それぞれで働くメリット・デメリットについて詳しく解説します。

クルーズ船で働くスタッフの仕事内容や職種などを紹介している記事もありますので、ぜひこちらもご覧ください。
▶詳しくはこちら

日本船と外国船の違い

日本船とは?

日本の船会社が運航する船で、日本国内の港を発着するクルーズ船を指します。船の国籍である「船籍」は日本となりますので、日本の法律が適用されます。また、言語も日本語での対応となり、日本人向けのサービスとおもてなしが提供されます。食事も、日本人シェフが監修した和食がメインです。

日本人の乗客が多いところも特徴の1つです。

外国船とは?

外国船クルーズは、外国の船会社が運航する船です。登録されている国の法律に基づいて運行されています。世界では300隻以上の外国船が運航されていて、日本船と比べるとその圧倒的な運航数に驚かされます。

外国船クルーズの最大の特徴は、サービスや価格帯、開催イベントなどの「多様性」。各国の料理が提供されたり、カジノやショーなどを体験できるクルーズ船があったりと、日本と比べるとエンターテイメント性がかなり高いのが魅力です。

それでは次に、「仕事環境」「航路・旅行日・乗船期間程」「客層・雰囲気」の3つの観点からの違いを解説していきます。

仕事環境の違い

日本船では、一般的に日本の企業文化が取り入れられており、丁寧で細やかなサービスが求められます。規律やマナーが重視されるため、日本特有のきめ細かいサービスを提供するスキルが磨かれます。

外国船では、効率性や自由度が重視されることが多く、個々のクルーの自主性が尊重されます。多様な文化背景を持つスタッフが共に働くため、異文化理解や柔軟な対応力が必要とされます。

航路・旅行日程・乗船期間の違い

日本船の場合、3〜4日間のショートクルーズが多いのが特徴です。一方で、外国船は規制により遠洋クルーズしかないため、9〜10日間の長期クルーズが多くなっています。

そのため、日本船・外国船それぞれで働くスタッフの乗船期間も必然的に異なります。日本船の場合は最長でも2〜4ヶ月程度なのに対し、外国船は半年以上となることも。

客層・雰囲気の違い

日本船では、シニア層が多くゆったり落ち着いた雰囲気となっています。「安心感」「くつろぎ」がキーワードです。
旅費の価格帯も高級ラインですので、高級で上質なサービスを楽しみたい落ち着いた層がご利用されています。

外国船の場合、価格帯も旅行日程も多様なこともあり、カップルからファミリー層まで幅広い層が利用されます。提供されるアミューズメントも多く、「ドキドキワクワク」「エンターテイメント」がキーワードの楽しげな雰囲気なのが特徴です。

このように、仕事環境から客層まで、日本船と外国船ではさまざまな違いがあります。

クルーズ日本船で働くメリット・デメリット

日本船で働くメリット

【1】言語の安心感
日本語が主な言語なので、言葉の壁が少なく、安心して働けます。最近ではインバウンドのお客様も増えているため、英語は話せた方が良いですが、スタッフ同士のコミュニケーションは日本語がメインとなるのは安心ですね。

【2】文化理解
日本人スタッフが多いため、外国の文化や慣習に慣れる期間が不要となります。
初めての仕事、初めてのクルーズ、そして初めての外国文化となると不安に感じる方も少なくないですよね。そういう場合は、日本船の方が安心して働くことができると言えます。

【3】乗船期間が短い
こちらは人それぞれですが、日本船の特徴である「乗船期間が短い」という点は、乗船と休暇のサイクルを短くしたい方にとってはメリットとなります。
一般的には、外国船となると半年以上は乗船したまま帰ってくることができません。

日本船で働くデメリット

日本の企業文化に基づいた厳しい規律やマナーが求められることがあります。日本特有の「おもてなし」を提供するため、マナーに厳しいのが特徴です。また、日本人の乗客が多いため、「英語を使って仕事したい!」という強い思いがある方には、その夢を実現するのが難しい環境となる可能性があります。

クルーズ外国船で働くメリット・デメリット

外国船で働くメリット

【1】グローバルな経験ができる
日常的に多国籍のクルーや乗客とコミュニケーションを取るので、日本船と比較すると英語での会話、外国文化への慣れなど国際交流の場面が非常に多くなります。最初は大変ですが、毎日が刺激的で視野も広がりますので、様々な人生経験が積めます。

【2】語学力の向上
英語をはじめとする多言語環境で働くことで、語学力が飛躍的に向上します。
英語でのコミュニケーションがスタンダードな環境なので、言語の壁に最初は苦労するかもしれませんが、英語がペラペラになる、海外の色んなお客様と交流できるというのはとても楽しく勉強になるものです。

外国船で働くデメリット

1番は「言語・文化の違い」です。英語が主なコミュニケーション手段のため、語学力に自信がないと苦労することがあります。
また、多国籍な環境では、文化や価値観の違いからくるストレスを初めは感じることがあるかもしれません。

クルーズ業界で働く魅力

クルーズ船で働く魅力は、世界中を旅しながら仕事ができる点にあります。
船上での仕事は多岐にわたり、レストランサービス、客室清掃、エンターテイメントなど、多様な業務があります。臨機応変に対応する能力、語学力、体力やストレス耐性など、クルーズ船で働くために様々な実践的スキルが求められる場面は多いですが、その分他では経験できないような楽しいこと、刺激的なことが多いのが、クルーズ船で働く最大の魅力です。

卒業生の声

クルーズ船だからこそ味わえる 「非日常」が魅力のひとつ

株式会社オーシャンホテルシステムズ
ホテル部 F&B CLERK

山本 真子さん 船橋二和高校(千葉県)

以前、両親をクルーズ旅行に招いたときのこと。旅を終えた後も「竜宮城に遊びに行ってみたい」とワクワクしている姿を見て「クルーズはこんなに人を喜ばせることのできる仕事なんだ」と感動しました。旅を楽しむ全ての方へ心のこもったサービスを心掛け、思い出に残る特別な時間を提供できるスタッフに成長したいです。

まとめ

クルーズ業界で働くことは、日本船と外国船それぞれに異なる魅力があります。自身の目指すキャリアやライフスタイルに合わせて、どちらが自分に適しているかを検討してみてください。

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