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【専門学校】キャリアには多くの顔がある|鬼澤 佳男

不確実なことがあまりに多い世の中で、思い描くキャリアをその通りに実現することはかなり難易度が高くなっています。

『キャリアコンサルティング技能士』という国家資格の取得を目指して勉強しているときに、キャリアには2つの定義があるということを知りました。

ひとつは狭義のキャリア(職業、職務、職位、履歴、進路)、もう一つは広義のキャリア(生涯・個人の人生とその生き方そのもの、その表現のしかた)で、キャリアの意味は単なる仕事ではなく、家庭や家族、教育、余暇活動などの事柄と切り離して考えることは不可能だということです。

皆さん自身の「キャリア」を見直したとき、良いものになっていますか?

「何のために生きるのか」という軸を大切にする

人生とは時間です。

日々という時間を、何のために使うのか。

10代、20代の若い皆さんだからこそ、その軸を見つけてほしいです。

人からのアドバイスとうまく向き合う

何かを頑張ろうとすると、色々な人からアドバイスをもらいます。

中には、本当に受け入れていいのかと迷うアドバイスや、時には横やりとなる意見もあるかもしれません。何か決断を求められたときに大事なことは、日頃からさまざまな観点から情報収集しておくことと、何が大事なのかという軸をぶらさずに判断することです。

また、受け入れるべきではないと感じたアドバイスだとしても、

「ありがとうございます。」とお伝えする気持ちも大切です。

 

自分の人生を決めるのは自分です。

ときに心無い声を浴びせられても、屈しない強い心を持ちましょう。

セレンディピティを大切にしよう

セレンディピティとは「思いもよらない偶然がもたらす幸運」のことです。

私も、偶然の人との出会いやご縁で人生が良い方向に進んできました。

ですが、その偶然の出会いや幸運は、もとを辿っていくと原因があるものです。

どんな自分なら幸運を引き寄せられるのか、まずは自分を磨くことが大切です。

シュロスバーグの4Sモデル

私のキャリアコンサルティングの基本スタンスは「シュロスバーグの4Sモデル」です。

アメリカの心理学者ナンシー・シュロスバーグによって提唱された、成人のキャリア形成に関する理論のことです。シュロスバーグは、失業や転職、結婚、離別といった人生のさまざまな出来事を「転機(トランジション)」と呼び、それらを乗り越えるための方法を体系的に解説しています。

特徴は、「転機を努力によって乗り越える」過程で、キャリアが形成されていくと主張している点です。転機を乗り越える際には、自分のリソース(資源)である「Situation(状況)」「Self(自己)」「Support(支援)」「Strategies(戦略)」を点検すべきとも説いており、4つの頭文字をとって「4Sモデル」と呼ばれています。

皆さんも、壁(転機)に当たった時は、ぜひ自身の4Sをチェックしてみてくださいね。

【この記事を書いた人】

鬼澤 佳男(おにざわ よしお)

エアライン科 就職担当 /カウンター チーフスタッフ / ツアーコンダクター / ツアープランナー

国際トラベル&ホテル専門学校 卒業。講師歴7年目。東日観光株式会社→日本旅行 日旅サービス株式会社(現 日本旅行リテイリング)にて計12年観光業界に勤務。

 

担当授業は、キャリアガイダンス、ワークアウト&ダンス、インバウンド研究。

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