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【進路選択】テーマパークに就職するために|高橋森哉

人は選択することにストレスを感じることがあります。

例えばファミリーレストランで数あるメニューから何を注文するかを決めるのは、楽しい反面少し大変さを感じることがあります。これは進路を考える時も同じと私は感じています。

本記事では「テーマパークに就職するための進路選択」についての考えをご紹介します。

進路選びは選択の連続

進路選びは「選択する」という意味合いが強いです。

現在高校生の方は、卒業後の進路を考えるにあたっての最初の選択肢は「進学」「就職」「留学」「受験勉強」になります。

進学を選択した場合、次は「大学」「短大」「専門学校」という選択肢が現れます。

そしてその次は学校選び。日本には大学が約800校あり、専門学校は約2,800校あるといわれます。

膨大な数から学校を選ぶ(選択肢を決める)のはとても大変で、絞り切れないと感じることもあるでしょう。

プランドハップンスタンス理論(計画的偶発性)

1つお伝えしたい考え方があります。プランドハップンスタンス理論です。

キャリアの8割は偶然の出来事で決まるというもので、教育心理学者のジョン・D・クランボルツが1999年に唱えました。日本では「計画された偶発生理論」などと呼ばれます。

私自身のキャリアを振り返ってみますと、私が歩んできた道のりは「偶然のように思えるが、まるで予め計画されていた」としか考えられないのです。

私は今専門学校で教師をしていますが、新卒で最初の会社に就職する際には将来学校の先生になるとは1ミリ考えていませんでした。しかし今になって過去を振り返ってみますと、あの会社に入っていなかったら、今の仕事には結びついていなかったと思えます。

会社選びの大変さ

学生の進路相談に乗るときには必ず「計画的偶発性理論」を伝えています。

特に「学生から社会人になる節目」の時期は人生の中でもとても大きな変化になります。そのため「絶対に失敗しないぞ」とばかりに会社選びに慎重になり過ぎてしまい、一歩を踏み出せない状況になることがあります。

慎重になる気持ちはとてもよく分かります。最初に就職する会社ですから、仕事の内容や会社の雰囲気など納得いくまで知っておきたいことも多いと思います。また就職は、学校受験のように統一模試による合格率や偏差値による目安などの客観的な指標がありません。

どの会社にも入社できる可能性がある反面、自分で選ぶ基準を設けて絞り込むことが必要となってきます。

一歩を踏み出すための「5つ」のポイント

進路選択に対して悩んでいる学生にむけて、クランボルツが唱えた「計画的偶発性を起こす5つのこと」を私の解釈を交えて紹介します。

 

  • 「好奇心」興味の幅を自分で狭めず、多くの業界、職種のことを知ろうとする。
  • 「持続性」不採用にショックを受けたり何がダメだったか考えすぎたりせずに、次の企業に気持ちを切り替える。
  • 「柔軟性」自分には〇〇は無理だ、など決めつけずに、まずは前向きに検討してみる
  • 「楽観性」デメリット情報ばかりではなく、その会社の良いところにも目を向ける
  • 「冒険心」多少分からないことがあってもエントリーして面接官に質問してみるつもりでエントリーする

 

テーマパーク・レジャー業界は、訪れた方にワクワクした気持ちや感動を提供する仕事です。

会社を選ぶ際に迷ったときには「自分がワクワクする方を選択する」と、テーマパーク就職への偶然を呼び込めるきっかけになるかもしれませんね。

 

【この記事を書いた人】

高橋 森哉(たかはし しんや)

テーマパーク科主任講師 / キャリアコンサルタント

講師歴20年目。アルプス・トラベル・サービス株式会社出身。旅行会社にてツアーコンダクター・ツアープランナーを9年間経験した後、本校入職。キャリアコンサルタント(国家資格)を保有し、クラス担任や就職担当者としてこれまでに約1,000名の学生の就職をサポート。

 

担当授業はキャリアガイダンス、観光地域づくり。

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