先日、特別にホテル企業の人事ご担当者をご招待して授業参観(公開授業)を実施。
「24社、47名」の方々にお越しいただき、「料飲サービス演習」と「宿泊サービス演習」の授業の様子を企業の皆様にご覧をいただきました。実際の実技試験と同様に行った接客ロープレの実技チェックは、大勢のプロの目線の中で、緊張しながらも、みんなで頑張りました!
ベルサービスの実技は、ホテルに来館されたお客様のお荷物をお預かりし、フロントカウンターへご案内、チェックイン、ルームキーをお渡ししてお部屋までご案内という内容。
学生は、スーツに名前をゼッケンとして着用し、企業の方々に名前が分かるようにして実施しました。
良い動きができていた学生に、企業の方から直接「とても丁寧で、よかったよ」とお褒めの言葉をいただきました。
テーブルクロスのかかったレストランでのディナーサービスの実技を行いました。
お皿の出し下げや、飲み物の提供など、お客様と対話をして場を和ませながら、効率のよいサービスができているかがポイント。急遽、お客様役を企業の方がやっていただけることになり超緊張! 手が震え、ミスをしてしまうこともありましたが、それを見かねた企業の方々から「プロでも緊張はするよ。落ち着いてひとつひとつ確実にやろう」と励ましとアドバイスをいただき、盛り上がりのある授業になりました。
最後は企業の方々に壇上に上がっていただいて、パネルディスカッションを行いました。
学生から質問をぶつけ、企業の方にはその場で率直にお答えいただきました。「ホテル人事に聞く、学生が知りたいホテル業界Q&A」と題し、採用のこと、制度や待遇のこと、将来のことなど、なかなか聞くことができない質問を〇×で答えていただきました。
ホテルによって様々な考え方や、やり方があることを知り、就活に向けて大いに参考になりました。中には会場からため息のでる質問や、ザワつく回答もあり、とても盛り上がりました!
ホテル科で、毎年の恒例行事である「授業参観(公開授業)」には、多くの企業の人事担当の方々にお集まりいただいております。
学生の素が見えた、普段の様子がわかった、楽しいイベントでまた誘ってほしいと言っていただきました。同時に、こんなことを授業にするべき、あんなことを教育してほしいというご意見もたくさんいただいたので、授業に取り入れていこうと思います。
企業の方々がお帰りの際に、学生宛にたくさんのメッセージカードや名刺を頂戴しました。憧れのホテルの人事の方からいただいたお褒めの言葉や励ましの言葉は、学生達のハートにやる気と情熱を吹き込んでいただきました。