皆さんはご自身の経験から、家族旅行、修学旅行、ご親戚の結婚式など、ホテルに華やかな「非日常の世界」をイメージする人が多いかもしれませんね。
スタッフの人が親切に対応してくれた事などをきっかけに、「ホテルマン・ホテルウーマン」という仕事を知った方もいるのではないでしょうか?
ホテルにとって大切なものとは
ホテルにとって「一番大切なもの」とは何でしょうか?
お客様のためにホテルが最も大切にすべきことは何でしょうか?
皆さんで考えてみましょう!
華やかなロビー、清潔な客室、豪華なお料理・・・
すべて正解ですが、それだけではありません。
ホテルの3大要素
ホテルの三大要素と言われているものがあります。
- ハードウェア (建物・設備)
- ソフトウェア (サービスの仕組み・組織)
- ヒューマンウェア (従業員の心と行動)
それぞれが高品位にバランスよく保たれ、三位一体となっているホテルが良いホテルといえるのです。
ヒューマンウェアの重要性
「ヒューマンウエア」はお金をかければ出来上がるものではありません。従業員一人一人が、高い意識を持って、お客様のことを想い、長い時間をかけて築き上げられるものなのです。
帝国ホテルのおもてなしの方程式は「100-1=0」です。
1人でもお客様の期待を裏切るサービスであったら、お客様の評価は0点となってしまいます。
オーケストラは一つ一つのパートが完璧な演奏を目指すだけでなく、他のパートの音を聴いて、互いに協力、チームワークを発揮しなくてはなりません。
ホテルも全く同じなのです。やり直しがきかないという意味でも音楽・コンサートとホテルは同じですね。
ホテルで働くイメージ
ホテルで働くためには、お客様が喜んでくださる様子をイメージ出来ること、そのためにチームワークを発揮して皆で協力し合うことが最も大切なのです。
ホテルで働くことのイメージが少しでも理解いただけていると幸いです。